2020年「相」決算 施設・設備編

 色々と大変な2020年でしたが、最後は年末恒例、相鉄の1年を振り返っていきましょう。施設・設備についてまとめました。

車両・運用編 施設・設備編

厚木航空隊線全線で線路撤去工事が進行中
星川駅改札口を統合 留置線整備も進行中
天王町駅上りホーム切り替え準備が進行中
星天地上線跡側道の整備が進行中
海老名駅改良工事改札を移設 乗換は駅前広場経由に
ホームドア整備横浜駅でホームドア閉操作が自動化
途中駅にも設置開始 停止位置変更の駅も
行先案内表示装置JR直通列車の停車駅案内が変更
相鉄・東急直通線2度の道路陥没事故発生
目黒線では8両化対応工事が進行中

【厚木航空隊線】
全線で線路撤去工事が進行中

  廃線となった厚木航空隊線では線路の撤去工事が始まりました。2021年3月までの予定ですが、既に多くの区間で線路や枕木、さらに線路沿いの柵が撤去されています。その先どうなるのか分かりませんが、来年も定期的に現地を確認したいと思います。


【星川駅】
改札口を統合 留置線整備も進行中

  星川駅では南北に分かれていた改札口が6月に統合されました。高架線上では留置線の整備が進んでおり、レール・バラストの敷設や信号機類の設置が確認されています。



【天王町駅】
上りホーム切り替え準備が進行中

  天王町駅では何度か構内の階段の切り替えが行われた他、海老名寄りで本設の上りホームの整備が進んでいます。行先案内表示装置の設置もこの駅を残すのみとなっており、既設流用と新設部分が多く混在する難しい工事も山場を迎えています。


【星天地上線跡】
最後の踏切廃止 側道の整備が進行中

  天王町駅〜星川駅〜和田町駅の地上線跡では、側道の整備が進められました。これにより、高架化による廃止対象で唯一残っていた星川6号踏切が廃止されました。まだ工事中の側道が多いですが、ようやく地上部でも踏切廃止以外の変化が実感できるようになってきた感じです。




【海老名駅改良工事】
改札を移設 乗換は駅前広場経由に

  海老名駅では改札が移設され、さらに小田急との連絡通路も一時閉鎖となりました。現在、乗換は一度駅前広場に出る必要があります。不便ではありますが、工事が終われば従来より便利になるので、今は我慢の時なのかなと思います。



【ホームドア整備】
横浜駅でホームドア閉操作が自動化
途中駅にも設置開始 停止位置変更の駅も

  ホームドアについては、閉じる際に車掌のボタン操作が必要だった横浜駅で車両のドアの動きに連動して自動的に閉まるように改良が行われました。

  途中駅では設置に向けた工事が進んでいましたが、12月にいよいよ二俣川駅の下りホームに本体が設置されました。年明け2021年1月には上りホームへの設置と下りホームでの稼働が予定されています。一部の駅では8両編成の停止位置変更が発表され、前寄りまたは後ろ寄りに移動してどちらかの先頭車の位置を10両編成に合わせることになります。



【行先案内表示装置】
JR直通列車の停車駅案内が変更

  行先案内表示装置では、JR直通列車の停車駅案内が変更されました。「JR線内は各駅停車となります」だけだったものが、武蔵小杉〜新宿の各駅を案内するようになっています。なお、新宿以北まで運行する列車でも停車駅案内は新宿までしか案内しないようです。


【相鉄・東急直通線】
2度の道路陥没事故発生
目黒線では8両化対応工事が進行中

  羽沢横浜国大駅から日吉駅までの間で進む相鉄・東急直通線では、報道にもあった通り新横浜駅近くで2度の道路陥没事故が発生しました。大幅な工事の遅れにはなっていないようで、トンネル自体は羽沢横浜国大駅〜新横浜駅の羽沢トンネル、新横浜駅〜新綱島駅の新横浜トンネルがそれぞれ年末までに貫通しています。


  目黒線では8両編成対応のホームドア増設工事や、奥沢駅の待避線工事などが進んでいます。約1年後、2022年上期には8両編成での運行が始まります。



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