2022年「相」決算 施設・設備動向

 年末恒例、相鉄の1年を振り返っていきます。施設・設備についてまとめました。ホームドアについては別項にまとめています。

星川駅商業施設「星天qlay」発表もオープン延期
海老名駅乗り換えルートの迂回状態が解消
駅構内のゴミ箱3月20日をもって使用停止・撤去
駅構内のd Wi-Fi11月30日をもってサービス終了
お客さまご案内システムかしわ台駅東口・いずみ野線にも導入
乗務員宿泊施設西谷・瀬谷の両駅に新設を確認
厚木航空隊線廃線跡の転用が本格化

星川駅:商業施設「星天qlay」発表もオープン延期
 星川駅から天王町駅にかけての高架下商業施設について、施設名が「星天qlay(クレイ)」と発表され12月14日にオープンする予定でしたが、11月15日早朝に店舗区画のバックヤードで火災が発生、オープンは2023年に持ち越しとなりました。星天qlayオープンと同時に星川駅東口も供用開始予定でしたが、こちらも延期となっています。

海老名駅:乗り換えルートの迂回状態が解消
 工期が大幅に延びている海老名駅は、2020年9月27日から駅前広場へ迂回する状態となっていた乗り換えルートが、12月24日より元のルートに戻りました。これと同時に移転した定期券売り場以外の設備は12月23日までと同じ位置のままですが、供用開始となったエリアには券売機・改札機・有人窓口・精算機のスペースが準備されており、追ってこれらの設備も移転することになります。

駅構内のゴミ箱:3月20日をもって使用停止・撤去
 3月20日をもって駅構内のゴミ箱が使用停止となり、順次撤去されました。東京メトロでの撤去方針の報道で相鉄も検討している旨が伝えられていましたが、そのまま実行に移された形です。飲料自動販売機の付近にある缶・ペットボトル用のゴミ箱は存置されていますが、ちょっとしたゴミやカップ飲料の廃棄などは駅の外で行うことになります。


駅構内のd Wi-Fi:11月30日をもってサービス終了
 11月30日で駅構内のd Wi-Fiサービスが終了しました。これは決して相鉄の都合ではなく、他の鉄道各社でもd Wi-Fiを中心に駅構内の無線LANサービスの終了が相次いでいます。

お客さまご案内システム:かしわ台駅東口・いずみ野線にも導入
 お客さまご案内システムは11月16日からかしわ台駅東口といずみ野線各駅(いずみ野・ゆめが丘を除く)にも展開されました。いずれも駅員配置は継続しています。また今回導入されなかったゆめが丘などでも対応する機器の設置は確認されており、遠からず第4弾の導入発表があるかもしれません。

乗務員宿泊施設:西谷・瀬谷の両駅に新設を確認
 西谷駅の近くと瀬谷駅の橋上駅舎の下に、乗務員宿泊施設と思われる建築物が確認されています。外観は周囲に合わせてそれぞれ色が異なるものの、相鉄・JR直通線開業前に厚木駅に新設されたものとよく似ており、同様の目的と思われます。西谷駅には相鉄・JR直通線開業時に留置線が新設されましたがまだ夜間滞泊の設定はなく、瀬谷駅には現行ダイヤで既に車両の夜間滞泊があるものの、乗務員がこれら駅で1日の行程を終える体制は現状ありません。西谷駅は既に折り返し列車の新設が公表されているため可能性は考えられていましたが、それに加えて瀬谷駅も相鉄・東急直通線の開業後は乗務員行程の終わりと始まりの駅になるようです。



厚木航空隊線:廃線跡の転用が本格化
 厚木航空隊線の廃線跡は2021年までにほぼ更地になっていましたが、2022年は分譲住宅やアパートなどが建てられ、地上から見える範囲では廃線跡とは分かりにくくなっています。また線路が分岐していた相模大塚2号踏切は、厚木航空隊線を撤去した分だけ警報機を移設する工事が進んでいます。










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