新型車両21000系導入へ
「20000系8両編成」から計画変更・直通先は東急目黒線系統限定か

 2021年度の設備投資計画において、新型車両21000系の導入が発表されました。2021年度は4編成32両が導入されます。2年前の予定では20000系8両編成として導入される予定だったものが何らかの計画変更を受けたと推測されますが、イメージ画像を見る限りは20000系と変わりなく見えます。同日発表の2021年3月期決算説明資料(PDF)には、2021年度の新造車両が「東急目黒線相直車両」と記載されていることから、21000系の直通先は東急目黒線系統に限定されるようです。


 2021年度の設備投資計画に掲載された21000系のイメージ画像。前面右上の車番がモザイク処理されており、20000系のイメージそのままのように見えます。


 2021年3月期決算説明資料(PDF)より、2020年度と2021年度の運輸業の設備投資の記述の拡大。2021/3期(2020年度・20000系6編成)は「東急相直車両新造」であるのに対し、2022/3期(2021年度・21000系4編成)は「東急目黒線相直車両」と記載されています。20000系は10両編成のまま東横線へ、また編成中の2両を外すことで8両編成化して目黒線系統に乗り入れることも可能となりそうですが、21000系の直通先は東急目黒線系統に限定されるようです。20000系との差異が両数以外にあるのかどうか、実車が登場したら確認してみたいと思います。

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