2022年度設備投資計画が発表される
ホームドア7駅設置・21000系3編成導入
既存車両リニューアル2年ぶりに言及

 4月26日、2022年度の設備投資計画が発表されました。鉄道事業ではホームドア7駅設置・新型車両21000系3編成導入の他、2020年度以来2年ぶりに既存車両のリニューアルが挙げられています。

主な項目(いずれも継続事業)
○ホームドアの設置瀬谷(1・4番線)・三ツ境
南万騎が原・緑園都市・弥生台・いずみ野・いずみ中央
○連続立体交差事業鶴ケ峰駅付近・2022年度下半期の工事着手を目指す
○「21000系」の導入3編成24両を導入 全9編成導入予定は変わらず
○海老名駅の改良南口改札新設に向けた準備工事・北口改札新設


 ホームドアは瀬谷(1・4番線)・三ツ境・南万騎が原・緑園都市・弥生台・いずみ野・いずみ中央の7駅に設置予定となっています。転落防止幌の無い東急目黒線車両が走行するであろう西谷以西のうち、設置が延期された海老名の他にゆめが丘が直通開始までに設置されないことになります。固定柵の設置が予想されますが、定期的に調査する必要がありそうです。


 連続立体交差事業は、いよいよ横浜市の都市計画事業として鶴ケ峰駅付近の地下化に着手します。既に土木工事の施工会社の募集が始まっています。2022年度下半期の着手を目指します。


 21000系は3編成24両が導入されます。「全9編成導入予定」という表記もあることから計画本数に変更はないようですが、開業時の直通ダイヤに必要な21000系の本数は7編成ということなのか、まだ読めないところがあります。


 海老名駅総合改善事業は北口改札の新設と、南口改札新設に向けた準備工事が予定されています。北口改札は今年度中の供用開始と思われる書き方になっているので、事業の進展をチェックしていきたいと思います。



 既存車両のリニューアルについては個別項目がないため具体的な内容は不明ですが、順当な動きを予想すれば機器更新後にYNB化されていない10702×10と、先日機器更新を終えて相鉄に戻ってきた10703×8のどちらかをYNB化することが予想されます。その他では、唯一YNBの編成が存在しない11000系をYNB化して全形式最低1本のYNB編成を用意することも考えられます。

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