相鉄線アプリ配信開始 東急線アプリと同じ開発元

 iOS8系以降で使えない問題を抱えていた相鉄アプリに代わって「相鉄線アプリ」の配信が始まりました。iOS 10、Android 5から使用可能となっています。東急線アプリと同じ株式会社アイリッジが開発しており(プレスリリース)、機能面も「Station View」や通知機能などに東急線アプリと同じものがあります。


 一通り設定した後のトップ画面。発車案内は直近の2本分、駅名部分をタップすると個別の駅情報画面へ遷移します。駅番号が直接文字を入力したものなのか、駅や車内液晶モニターと異なる書体なのがちょっと残念ですね。


 駅情報画面から時刻表へ遷移すると、現在時刻の時間帯を最上部として表示されます。時刻をタップすると個別の列車ごとの時刻が表示されます。

 
 列車走行位置表示。ここでも列車をタップすると個別の時刻が表示されます。下部に見える各停のように、遅延している場合はその旨も表示されます。


 Station View表示。各駅のStation View用カメラで人物を認識し、あらかじめ撮影していた改札前の画像に人物位置を合成して表示する仕組みです。従って実写である改札前の画像もリアルタイムのものではなく、駅によってはいつStation Viewを表示しても夜中の風景に見える場合があります。


 相鉄バスのロケーションサービス・相鉄バスナビもWebview機能によってアプリ内で使用することが可能です。


 エンタメのページからは、相鉄線アプリと同時公開されたA列車で行こうベースのゲームアプリ「相鉄線で行こう」や、第3話まで公開中のウェブムービー「SOTESU STORY」、そしておなじみの相鉄瓦版などへ遷移することが出来ます。


 通知設定は改札規制・お知らせ(キャンペーン等)・本線運行情報・いずみ野線運行情報の4種類が設定可能で、運行情報は曜日と時間帯を設定することが出来ます。将来的には「新横浜線運行情報」も設定できることになるでしょう。


 運行情報が配信された場合のポップアップ表示。東急線アプリとデザインまでほぼ一緒となっています。アイコンは20000系っぽいですね。

 
 運行情報が配信された場合のトップ画面。「詳細を見る」ボタンのタップで運行情報画面に遷移します。表示内容は各駅の運行情報モニターと同じレイアウトです。

 
 運行情報が配信された場合は振替輸送ルート検索画面に遷移することが出来ます。出発地・到着地は横浜・二俣川・大和・海老名・湘南台の主要5駅から、運行状況に応じて選択できるようになっています(上記スクリーンショットの場合、不通区間内の駅は無効となる)。路線記号が設定されている他社路線はそのデータも収録されています。

 
 具体的に何分以上遅れたらという境界線は分かっていないですが、12月17日の人身事故に際して、列車走行位置画面では「大幅遅れ」の表示が確認できました。東京メトロのように大幅遅れでは列車走行位置表示を停止するアプリもありますが、相鉄線アプリは頑張ってくれる仕様のようです。

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