星川〜天王町間上り線の高架化切り替え工事実施

 11月23日の終電後、星川〜天王町間上り線の高架化切り替え工事が実施され、11月24日始発より高架線での運用が始まりました。これで線路の切り替えは全て完了し、今後は地上線跡や駅舎・駅前広場の整備が進められます。


 下り高架化の時と同様、上りの終電が通過した時点で作業は始められました。


 星川6号踏切は今回も切り替えに伴って踏切内の線形が変わるため、道路面が一時的に撤去されていました。


 横浜新道の下を通る部分の脱線防止ガードも一旦撤去してからレールの切断が行われました。


 星川駅への地上線から切断されたレールを、高架線へ向けて移動。発電機の稼働音に負けない掛け声が響いていました。


 1時過ぎには早くも地上線の信号機に使用停止状態を示す×印が設置され、入れ替わるように高架線の信号機が点灯しました。


 和田町駅からは架線作業を行う軌陸車が接近。車両そのものを動かす操作もバケット上から行っていました。





 切り替え前日まで星川駅上りホーム付近に留置されていたショベルカーが下り線を走って地上へ降りてきました。星川駅の前後どちらかの渡り線で転線したはずです。この後、和田町駅前で道路に出て、トレーラーで運ばれていきました。


 そして午前5時前、和田町駅の発車案内が点灯。5時8分発の初電の前に試運転の到着が表示されました。



 栄えある1本目の試運転列車は9703Fを使用。それまでの切り替え地点の速度制限よりもさらに低速で星川駅への高架線を上って行きました。この後営業1番列車の後にも9705Fを使用して、待避線側の星川駅4番線に入る試運転列車が走りました。


 11月24日の営業1番列車は20101Fでした。前日の上り終電がそうにゃんトレインだったことも含めて、いずれも「狙った」充当だったように思われます。

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