2018年度設備投資計画が発表される 12000系導入へ

 4月26日、2018年度の設備投資計画が発表され、JR直通線用新型車両「12000系」の導入についても公表されました。その他は、今年度も「デザインブランドアッププロジェクト」を中心に、全体として昨年度からの継続項目が中心となっています。

主な項目(◎今年度竣工予定の工事・○継続工事)
○ホームドアの設置全駅設置へ向けてホーム補強・TASC準備工事を実施
○連続立体交差事業今年度の星川駅〜天王町駅上り線高架化へ事業推進
○新型車両の導入12000系1編成10両を導入・詳細は別途発表
○9000系リニューアル今年度の施工は1編成(9706F・9707Fのどちらか)
○8000系の機器更新8712F・8713Fの制御装置および1編成の空調更新
○駅舎のリニューアル西横浜駅・緑園都市駅・弥生台駅
◎二俣川駅の増築駅舎2階のリニューアルを実施
○海老名駅総合改善事業北口および南口2階改札の新設等
○ホーム待合室の設置西横浜駅・鶴ケ峰駅・弥生台駅
○行先案内表示装置の設置上星川駅・南万騎が原駅・弥生台駅・ゆめが丘駅・西横浜駅


 昨年に発表したホームドアの全駅設置へ向け、ホーム補強・TASC準備工事が実施されます。最終的にTASC準備は車両側の対応も含まれるはずですが、今年度実施内容の詳細は不明です。


星川駅〜天王町駅連続立体交差事業は、いよいよ今年度中に上り線も高架化される予定です。


 昨年度の東急直通対応車20000系に続き、今年度はJR直通対応車12000系の10両編成1本が導入されます。現時点では形式名以外の情報はありませんが、近いうちに詳細が明らかになると思います。


 9000系のリニューアルは1編成に施工し、施工済み編成との合計が5編成になる予定です。9706F・9707Fのどちらかとなるはずですが、今の所まだ着手した様子はありません。


 8000系の機器更新は、昨年度に8711Fへ施工され、現在8712Fが工事中、8713Fが未施工で残っています。今年度は2編成へ施工とのことですので、計画通りに実施されれば今回で全ての対象車両の更新が完了します。一方で今度は空調システムの更新という新たな改良項目が明記されました。こちらは今年度1編成の施工予定です。


駅舎のリニューアルは西横浜駅・鶴ケ峰駅・弥生台駅で実施されます。


ジョイナステラス二俣川が開業した二俣川駅では、2階のリニューアルを実施します。


 海老名駅では北口改札と南口2階改札の設置、ホームドアの新設、駅舎建て替えなどを2019年度にかけて実施します。


ホーム待合室は西横浜駅・鶴ケ峰駅・弥生台駅に設置されます。


 行先案内表示装置は上星川駅・南万騎が原駅・弥生台駅・ゆめが丘駅・西横浜駅に設置されます。計画通りに実施されれば、今年度でいずみ野線は全駅への設置が完了します。

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