平成29年度設備投資計画が発表される 新型車両導入も公表

 5月10日、平成29年度の設備投資計画が発表され、直通線開業に向けた新型車両の導入についても公表されました。その他は、今年度も「デザインブランドアッププロジェクト」を中心に、全体として昨年度からの継続項目が中心となっています。

主な項目(◎今年度竣工予定の工事・○継続工事)
○連続立体交差事業来年度の上り線高架化へ向けて事業推進
○8000系の重要機器更新8711F〜8713Fのうちの2編成に施工へ
○新型車両の導入1編成10両を導入・詳細は6月頃に発表
○9000系リニューアル今年度の施工は2編成(9702Fともう1編成)
○駅舎のリニューアル西横浜駅・緑園都市駅・弥生台駅
○二俣川駅の増築再開発事業と共に鋭意進行中
○海老名駅総合改善事業北口および南口2階改札の新設等
◎ホーム待合室の設置鶴ヶ峰駅(上下線とも)
○行先案内表示装置の設置和田町駅・相模大塚駅・さがみ野駅


星川駅〜天王町駅連続立体交差事業は、来年度秋の上り線高架化へ向けて工事が進められます。


 8000系の機器更新は、今年に入って8709Fで施工され更新車が3編成となりました。残る対象車は8711F〜8713Fです。今年度は2編成へ施工とのことですので、そのうちの1編成は未更新のまま来年度を迎えることとなります。なお8709Fは同時に車内照明のLED化も行われましたが、これについて今年は実施への言及がありません。

【gdcの仕事】本日相鉄の記者発表でお披露目された新造車両のイメージ!(Twitter上でRTしてくださっている画像が、少し変形しておりましたので、正しいものを貼ります!) pic.twitter.com/T4dBPa0x2F

— 井上喜美子 (@K_Inoue_) 2016年3月10日
 決算資料や神奈川新聞の報道から半ば公然の事実となっていましたが、新型車両の導入が公式に発表されました。今年度の導入分は1編成10両、詳細は6月頃に発表するとのことなので、もうしばらく待ちましょう。


 9000系のリニューアルは2編成に施工し、施工済み編成との合計が4編成になるとのことです。この記述から、昨年度の2編成目と思われていた現在工事中の9702Fは今年度の1編成目扱いとなります。


 駅舎のリニューアルは西横浜駅・緑園都市駅・弥生台駅で実施されます。弥生台駅は駅前でも工事が行われています。


二俣川では駅舎の上層増築とコンコースのリニューアルを引き続き実施します。


 海老名駅では北口改札と南口2階改札の設置、ホームドアの新設、駅舎建て替えなどを2019年度にかけて実施します。


 ホーム待合室は鶴ヶ峰駅の上下線それぞれに設置されます。一昨年度の三ツ境駅以来の設置となります。


 行先案内表示装置は昨年度に予告されながら設置されなかった和田町駅の他、相模大塚駅・さがみ野駅にも設置されます。

相鉄線ニュースメニューへ 相鉄新横浜線ニュースメニューへ 神横瀬鉄道写真館トップページへ

Copyright 2005〜 相鉄本線・いずみ野線 ALL Rights Reserved
inserted by FC2 system