2015年「相」決算 周辺環境編

2015年の相鉄線を振り返る年末恒例企画、最後は相鉄線を取り巻く周辺で起きた様々な出来事です。

車両・運用編 施設編 イベント編 周辺環境編

1.上野東京ライン開業

2.地下鉄ブルーライン快速設定

3.ららぽーと海老名オープン

4.小田急ロマンスカー海老名駅停車決定

5.新生ジョイナスオープン

1.上野東京ライン開業
  東海道線と宇都宮線・高崎線・常磐線を東京・上野経由で直通する上野東京ライン。相鉄各駅〜上野・赤羽・浦和・さいたま新都心などがより速く移動できるようになりました。大宮以遠も湘南新宿ラインより所要時間で優位に立っています。常磐線はまだ本数が少ないですが(田町センター留置線が一部整備途中のため)、従来より近い品川で乗り換えできるため、身近な存在になったと思います。



2.地下鉄ブルーライン快速設定
  地下鉄として大江戸線に次ぐ路線長を誇るブルーライン。「急行」という仮称で検討が進められてきた優等列車が「快速」として設定されました。横浜〜湘南台、さらに直通が始まると新横浜〜横浜〜湘南台に渡って競合することになりますが、設定当初は毎時2本となりました。いずみ野線特急はこの快速の向こうを張って設定されたと言われましたが、ご存じのとおりいずみ野線特急はダイヤ改正で縮小されており、今後のそれぞれの動向は注目です。



3.ららぽーと海老名オープン
  海老名駅西口再開発の目玉として、ららぽーと海老名がオープンしました。新たに整備された東西自由通路で相鉄からも濡れずに移動でき、アクセスガイドにも「相鉄特急で26分」の案内があります。Suica・PASMO等をかざして電子スタンプを貯めるサービスもあり、「電車で行くららぽーと」と言っても過言ではない雰囲気です。




4.小田急ロマンスカー海老名駅停車決定
  あくまで決まったのが2015年であって実際に停車するのは2016年3月26日からですが、海老名市と市民の悲願であった小田急ロマンスカーの海老名駅停車が決まりました。12月18日にダイヤ改正の概要が発表され、日中は毎時1本「はこね」が停車することが明らかになっています。海老名停車の「はこね」は本厚木を通過するため、途中小田原のみの停車で箱根湯本に到達できます。相鉄各駅発のお得な切符もありますので、相鉄〜箱根の利用客は増加するのではないでしょうか。ちなみに夜間の「ホームウェイ」も2本停車する予定です。


現行ダイヤから推測すると、主に海老名に止まるのはEXEだと思います。


5.新生ジョイナスオープン
  ジョイナスとザ・ダイヤモンドのリニューアルが完成し、新たに1つの「ジョイナス」として再出発しました。相鉄の車内はもちろん、東海道線(もちろん国府津センター所属車)や東横線などの車内、さらには関内駅など周辺の駅の自動改札にも広告を打つなど大規模な宣伝が行われたことは驚きです。シアル後継駅ビルなども含めて、横浜駅の活性化は都心直通後の相鉄に欠かせない要素なので、相鉄グループと他社で強力が深まることを願います。

ザ・ダイヤモンドのこの床面のマークは、地下エリアの某所にレリーフとして残されています。

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