「相鉄バス ファン感謝デー」開催

 7月16日、旧・二俣川営業所において「相鉄バス ファン感謝デー」が開催されました。新車導入で引退する「赤バス」こと1051号車・8001号車・2053号車がメインの展示車でした。その他、路線バス・高速バス・深夜急行バスの展示や洗車体験、グッズ販売が行われました。


 相鉄乗合バス事業再発足50周年を記念して2000年に導入された「赤バス」の1台、1051号車。横浜営業所所属の三菱自動車(現・三菱ふそう)製で、他の2台の赤バスより微妙に長い全長10.75mです。1051号車は運転台が解放されていたため他の赤バスより混雑していました。


 綾瀬営業所所属、日産ディーゼル(現・UDトラックス)製の8001号車。全長は10.28mです。2001年に綾瀬営業所が分社化されたため、この車両のみ復刻塗装と「相鉄バス」の組み合わせとなっています。


 旭営業所所属、いすゞ製の2053号車。全長は8001号車と同じく10.28mです。車体も8001号車と似ています。「速度60キロ制限車」の表記は旭所属車の特徴であるため、赤バスの中では2053号車が唯一です。


 旭営業所所属、三菱ふそう製の1901号車。他社に先駆けてこのボディを導入したことが解説に書かれていました。


 旭営業所所属、日野製の4551号車。いすゞにもOEM供給されているため、素人目には区別がつきにくいです。



1901号車と4551号車の行先表示は、自由度の高いLEDらしいこんな表示でした。


 綾瀬営業所所属、いすゞ製の7351号車。平日深夜の横浜駅西口発海老名行き深夜急行の専用車です。一度利用してみたいですが、午前1時5分・20分発ではなかなか縁がありません。


 横浜営業所所属、三菱ふそう製の6562号車。二俣川〜羽田空港線を担当する高速バス車両です。展示車としては6564号車が用意されましたが、一般営業の折り返しでこの6562号車も姿を見せました。


 横浜営業所所属、三菱ふそう製の6001号車。二俣川・海老名〜羽田空港線を担当する高速バス車両です。当初は貸切用として2010年に綾瀬に配属されましたが、昨年横浜に移って高速バス担当となりました。なお、この写真のみ7月1日に二俣川営業所の敷地外から撮影したものです。


 洗車体験には旭営業所所属、いすゞ製の2166号車が使用されました。01年導入車では珍しいノンステップ車です。


 二俣川営業所約47年の歴史を紹介したパネル。夜行バスも相鉄自動車も、そして二俣川営業所自体も過去のものとなりました。


 「新設当初の二俣川営業所」という1枚を拡大。事務所棟は今日までそのまま。相当歴史が長いんですね。背後に写る神社も位置はそのまま。そして手前に並んでいるのが正真正銘の「赤バス」。全てが繋がっている1枚です。


 一度撮ってみたかった、二俣川営業所から見る相鉄線。架線柱があるので案外大したことのない写真となりました。

2012年7月16日 旧・二俣川営業所にて

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